京都舞鶴港は、京都府北部日本海側に位置する重要港湾であり、リアス式海岸が深く湾入し、四季にわたって風波静穏な天然の良港。湾内は東西両港に分かれ、東港は軍港として、西港は商港として発展してきたという歴史をもっており、それぞれに異なる雰囲気が漂います。戦後の海外からの引き揚げ港としても知られる。

現在、東港には北海道・小樽への大型高速フェリーが毎日運航されており、物流・人流の拠点となっている。

また、西港は2022年、みなとオアシスに登録された。古くは明智光秀の盟友であり戦国きっての文化人であった細川藤孝（幽斎）擁する田辺城の城下町として栄えたこのエリアは、その面影を残しながら、国際物流の拠点として、またクルーズ船の入港などで賑わいを見せている。