並河靖之七宝記念館
明治から大正期に活躍した七宝家で、帝室技芸員・並河靖之(1845~1927)の旧邸を「並河靖之七宝記念館」として公開している。
国内外の博覧会で数多く受賞し、評価を得た並河靖之が最後まで手放さなかった七宝や、七宝製作に用いた下画や道具類も展示している。
外観は京町家の構造で、表屋と主屋、旧工房、旧窯場などからなる。庭園を手がけたのは七代目小川治兵衛で、満面の緑の中に琵琶湖疏水を池に取り込んだ躍動的な水の流れや、様々な景石の配置となっている。並河家の邸宅と庭園は職住一体の空間として明治27年(1894)に造られ、琵琶湖疏水から個人庭園に水を引いたのは本庭園が最初であったといわれる。
館蔵品は国登録有形文化財、庭園は京都市指定名勝、建築は国登録有形文化財、京都市歴史的意匠建造物、景観重要建造物、歴史的風致形成建造物となっている。
地図
定休日 | 月曜日・木曜日(祝日の場合は翌日)、夏季・冬季長期休館有り(要問い合わせ) |
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開催時間・営業時間 | 10時~16時30分(入館は16時まで) |
お問い合わせ |
電話番号: 075-752-3277 FAX番号: 075-752-3277 |
住所 |
〒605-0038 京都府京都市東山区三条通北裏白川筋東入堀池町388 |
交通手段 | 地下鉄東西線「東山」駅下車、徒歩3分
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バリアフリー関連 | 車椅子一部可能(庭園・座敷内は段差などが多いため不可、展示室内はスロープや手助けなどで対応します。要事前連絡)
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Webサイト | https://namikawa-kyoto.jp |