京都府では、水運（舟運）、川遊び、川釣り、歴史・文化など、川をテーマとした観光コンテンツの開発や磨き上げを行い、国内外から府内を訪問する観光客の広域周遊を促進しています。

平安京が1,200年以上もの長きにわたり都として栄えた背景には、桂川（保津川）の存在がありました。この川は豊かな丹波の木材を運ぶ物流の大動脈として、京の発展を支えてきたのです。また、来年の大阪・関西万博での復活が期待されている淀川舟運も、古くは奈良時代から重要な物資輸送の手段として機能してきました。 さらに、京都の夏の風物詩である「鮎」などの川の恵みをもたらす由良川や、平安時代から和歌に詠み込まれた「歌枕」の名所として名高い宇治川、木津川（泉川）など、京都府内には数多くの魅力的な川が存在します。 京の歴史と文化を深く彩るこれらの川の魅力を、ぜひ存分にお楽しみください。